🍲 やわらかい食べ物が多くなる季節

― 噛む力を保つコツをご紹介 ―

 

こんにちは!

寒い季節になると、シチューやおでん、煮込み料理など

“ほっこりやわらかい食べ物”を食べる機会が増えますよね。

体も心も温まる最高の季節ですが、実はこの時期、

「噛む力(咀嚼力)」が低下しやすいことをご存じですか?

今日は、楽しい冬の食卓を味わいながら、

噛む力をしっかりキープする方法をご紹介します😊

 

🦷 なぜ「やわらかい食べ物」で噛む力が落ちるの?

人の筋肉は、使わないと弱くなる性質があり、それは“噛む筋肉”も同じ。

柔らかい料理ばかり食べていると…

・噛む回数が減る

・顎の筋肉が衰える

・歯ぐきにも刺激が少なくなる

その結果、噛む力が低下し、将来の飲み込みや発音にも影響が出ることがあります。

特にご高齢の方や、忙しくて食生活が偏りがちな方は要注意です。

 

🍘 噛む力を保つコツ①

【しっかり噛める“プラス一品”を入れる】

冬の献立がやわらかくなりがちなときは、

“噛むおかず”を一つプラスするのが簡単で効果的!

たとえば…

・ごぼうサラダ

・りんごや梨など歯ごたえのある果物

・きんぴら

・ナッツ(食べやすい量で)

・海藻やこんにゃく     など

こうした食材は、噛む刺激が多く、顎や歯ぐきにも◎

いつもの食卓にちょっと足すだけで噛む習慣をキープできます。

 

🍽️ 噛む力を保つコツ②

【ひと口30回を意識してみる】

昔から「よく噛んで食べなさい」と言われますよね。

実際、ひと口30回を目安に噛むことで、

・満腹感がアップ

・胃腸の負担が軽くなる

・唾液がたくさん出て虫歯予防に    など

いいことがたくさんあるんです!

食事の最初の3口だけでも噛む回数を増やすと

自然と食べ方のリズムが整い、噛む力の維持にもつながります。

 

💪 噛む力を保つコツ③

【“あごトレ”を習慣にする】

噛む力を保つには、口の周りの筋肉を動かすことも大切。

テレビを見ながらできる簡単エクササイズをご紹介します!

 

● パタカラ体操

「パ・タ・カ・ラ」と大きく口を動かして発音するだけ。

口周りの筋肉が鍛えられ、噛む力アップに効果的です👄

 

● 口を大きく開ける体操

大きなあくびのように口を開く

そのまま5秒キープ、ゆっくり閉じる

1日数回でOK!筋トレ感覚で続けやすいですよ💪

 

🦷 噛む力を保つコツ④

【歯科検診で噛む機能をチェックする】

「最近噛みにくい」「あごが疲れやすい」

そんなサインがあれば、歯科医院でのチェックがおすすめです。

・ 噛み合わせ

・ 歯ぐきの状態

・ 筋肉のバランス

こうした点を確認し、必要に応じてトレーニングやケアを提案いたします。

噛む力を保つには、歯そのものの健康も欠かせません

 

🌟 まとめ

あったかい冬の食卓はそのまま楽しみながら、

ちょっとした工夫で噛む力をしっかり維持できます。

今日から簡単に始められることばかりなので、

ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね✨

噛む力は「食べる喜び」「笑顔」「健康」につながる大切な力。

冬も楽しくおいしく、しっかり噛んでいきましょう!

よつば歯科クリニック