タバコを吸うとお口の中はどうなるの?
突然ですが、みなさんはタバコを吸いますか?
ご家族やご友人など周りで吸っている方はいらっしゃいますか?
近年ではタバコの値上がりや喫煙所の減少など、喫煙される方はなかなか大変な環境になってきましたね💦
みなさんなんとなく『タバコは身体に良くないよね!』ということは知っていますが・・・
歯やお口の中に影響はあるのでしょうか?
タバコを吸ったり、タバコの煙を周りの人が吸い込んでしまうと、その煙は一番最初にどこを通っていきますか?
そう!お口の中なんです!
タバコの煙は一番最初にお口の中を通るので、ダイレクトに影響が出てしまう場所だということをぜひ覚えておいてください(>_<)
タバコの三大有害物質! ニコチン! タール! 一酸化炭素!
『ニコチン』
タバコがなかなかやめられない!という方はこのニコチンの依存性が原因なんです。
ニコチンは血管を収縮させ血液の循環が悪くなり、歯ぐきにも影響します。その影響で、歯周病になっていても気づきにくく、また気付いた頃にはかなり進行してしまっている・・なんてこともあります。歯ぐきが黒ずんだり、唾液の分泌が悪くなりお口の中の雑菌が繁殖しやすくもなります。
『タール』
お口の中に歯ブラシでは落とせない汚れが付きます。『ヤニ』と呼ばれるものですね。
歯にヤニが付くと、表面のザラザラしたところにまた汚れが付きやすくなって・・とお口の中の汚れは雪だるま方式で増えて虫歯や歯周病のリスクも高くなります。また発癌性物質も多く含んでいます。
『一酸化炭素』
血液の循環が悪くなり、お口の中の細胞に酸素を上手に運搬できなくなります。
一酸化炭素の影響で歯ぐきが黒ずんだり、歯周病が悪化しやすくなります。
このようにお口の中に起こる影響は様々あります。
『禁煙を考えているけど何から始めたらいいかわからない・・』『禁煙することでメリットはあるの?』などなど、喫煙・禁煙についてお悩みの方はぜひ当院の歯科衛生士にご相談ください。一緒にお悩み事を解決していきましょう( ^^)