歯医者さんに行って、フッ素を塗ってもらうことありますよね。

 

…でも、フッ素って、何????

 

今日はそんな疑問にお答えします(*^-^*)

 

フッ素とは、ミネラルの一種で、元素名のことです。

フッ素は反応性の高い元素で、自然界では「フッ素」単一で存在することはありません。

水や食品中では「フッ化ナトリウム」や「フッ化カルシウム」として存在しています。これは「フッ化物」として定義されています。

 

虫歯予防と言えば「フッ素」という言葉をよく聞きますし、実際に歯科医院でも「フッ素塗布」という言葉を使いますが、厳密に言うと「フッ素」というより「フッ化物」を使用しているんですね( ..)φ

 

そんなフッ化物、どのように歯に影響するかというと…

 

フッ化物を歯面に塗布することによって、歯の再石灰化を促進して歯質を強化するほか、抗菌作用や細菌による酸化を抑制する作用があります。

 

簡単に言うと

☆歯が溶かされても元通りになろうとする力を応援してくれる☆

☆歯の表面を強く頑丈にしてくれる☆

☆虫歯を引き起こす細菌の力を弱めてくれる☆

ということです!!すごい(*_*)✨

 

これらの恩恵を受けるためには、フッ素濃度の高い(550~1,000ppm以上)フッ化物をエナメル質(歯の表面)に結合させなければなりません。

 

しかし、口腔内に供給されたフッ化物は1日も経てば、ほとんど消失してしまいます。

 

なので、毎日!ブラッシングのたびに!供給しなおすことが必要なのです(*^-^*)✨✨

 

 

そんなに濃度の高いフッ素を毎日たくさん歯に供給して大丈夫なの??

 

今度はそんな疑問が浮かび上がってくるかもしれません。

 

心配には及びません!

確かにフッ素は、一度に大量に摂取した場合、「急性中毒」が起きます。

また、長期にわたって過剰量を摂取し続けた場合も「慢性毒性」が起こる危険性があります。

しかし日常生活において通常摂取する程度のフッ化物においては、まず大丈夫です。

歯ブラシに歯磨き粉を付けすぎちゃった~フッ化物配合のうがい液をちょっと飲み込んでしまった~ぐらいでは、問題ありませんのでご安心ください^^

 

身体が小さく、誤ってたくさん誤飲してしまいそうなお子様については、歯磨き粉やうがい薬の保管場所などに気を付けておいた方がよいでしょう。

歯磨きや仕上げ磨きの時に使うぐらいの量なら全然大丈夫です☆

 

つまり

フッ素入りの歯磨き粉やうがい液は使用量を守って、毎日使う分には何も問題ありませんし、毒性もありません!

もともとフッ素は日常のいろんな食品にも含まれているものですから(*^-^*)

 

次回はそんなフッ素を効率よく取り入れるための、最先端の器械についてご紹介します★

よつば歯科クリニック