不正咬合って何??
前回は
良い歯並び・良いかみ合わせってどんな状態?ということについて、お伝えしました(*^^*)
・真ん中の歯の中心が揃っていて、左右が対称的。
・オーバージェット(横から見た時の上の前歯と下の前歯の隙間がどれだけ開いているかどうか)・オーバーバイト(上の前歯が下の前歯にどれだけ被さっているかどうか)が2㎜~3㎜で収まっている。
・上の奥から2番目の歯の手前のでっぱりが、下の奥から2番目の歯の真ん中の窪みに咬み込んでいる。
という基準があり、これらを満たしている場合、見た目や機能に影響のない、良い歯並び・かみ合わせと言えます。
歯並びが良いと、磨きやすいから虫歯・歯周病を予防することができますし、
よく噛めるということは、身体の健康の助けにもなります!
さて、本日のテーマはその逆です。
歯並び・かみ合わせが悪い状態…つまり「不正咬合」について!
不正咬合ってどんな状態なんでしょうか?早速ご紹介します。
下顎の方が上顎より前に出てしまう、受け口
口を閉じようとしても閉じられない、開咬(かいこう)
下の歯を覆い隠すくらいかみ合わせが深い、過蓋咬合(かがいこうごう)
上の前歯が前方に飛び出ている、出っ歯
ガタガタ歯並びの、叢生(そうせい)
歯と歯の隙間が空いている、すきっ歯
これらの不正咬合は、見た目だけでなく、身体の健康や歯の寿命にも大きく関わってきます。
実際に、80歳になった時に歯が20本以上残っている方の90%以上の人は、正常な歯並びだという研究結果があります。
逆に、歯が全然残っていない方のほとんどが、歯があった頃は不正咬合だったそうです。
不正咬合が予防に不利な点として、
・磨きにくい
・咬んでいる歯には大きな負担がかかり、咬めていない歯はきちんと機能していないから周りの骨が衰えやすい。
・口腔機能が悪く、病気にかかりやすい。病気の副作用や服用するお薬のせいで、口腔環境も悪化しやすい、という悪循環がある。
などが考えられます。
矯正治療は見た目が気になる人しかしない、と思われがちですが
こうして考えてみると、健康な歯を多く残して
生涯、長生きして美味しい食事を続けるためにも
すごく効果的で価値のある治療ですね!
次回もまだまだ歯並びや咬み合わせのことについて、引き続きご紹介していきますのでよろしくお願いします✨
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