妊娠中の歯
こんにちは(^^)/今回は妊娠中の歯について
『妊娠すると、赤ちゃんにカルシウムを取られて歯がぼろぼろになる』とか『赤ちゃん一人につき歯が一本だめになる』というお話をよく聞きますが、これは本当なのでしょうか?
実はこれは誤りです。妊娠する事によって、胎児に自分の歯や骨からカルシウムが奪われてしまいその結果歯が弱くなると思っていらっしゃる方が結構いるようですが、これは間違いです。食べ物に含まれているカルシウムが栄養として消化吸収されそれが血中に入り胎児の歯や骨を作り、赤ちゃんがお母さんのカルシウムを取ってゆくことはありません。確かに妊娠中はカルシウムが不足しがちになります。通常であれば1日約0.6gあればよいのですが、妊娠中は1日1.0gのカルシウムの摂取量が必要となります。また授乳中であれば、さらにそれ以上のカルシウムの摂取量を必要とします。妊娠している方が口の中のトラブルを引き起こしやすい理由としては、妊娠すると色々な原因から歯を悪くしがちだからだと思われます。
その原因としては.
①ホルモンのバランスで唾液が粘り食べかすが残りやすいから。
②唾液が酸性に傾き、口の中の細菌が増えやすいから。
③食事の回数が増えて、お口の中が汚れやすいから。
④妊娠初期2~3ヶ月位の間には悪阻(つわり)によって胃酸が逆流し、口の中の酸性度がさらに高まる。結果として歯が溶けやすい環境を作ります。
⑤妊娠中期から後期にかけまして胎児が大きくなると胃が圧迫されて1回に食べられる量が少なくなります。その結果食事や間食の回数が多くなり、結果として口の中が不衛生になりがちになます。
⑥つわりがひどくて歯ブラシを口に入れるのもいやになってつい歯磨きをさぼってしまう
⑦酸っぱいものを食べたくなるのでお口の中が酸性に傾くのも一因と思われます。
とにかく口のなかを衛生的にするように気をつけましょう!たとえば、『気持ち悪くても、必ず寝る前には歯を磨く』など、ルールを作ると実行しやすいと思います。また、歯ブラシを口に入れられなくても、ぶくぶくうがいするだけでも効果的。食べたらすぐうがいをしましょう。また、妊娠5ヶ月になったら、母子手帳を持って歯医者さんで歯石を取ってもらったり、ブラッシングの指導を受けましょう。母子手帳に「妊娠中と産後の歯の状態」というページがありますから記入していただきましょう。
実は、赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいないのです。お母さんがなめたスプーンで赤ちゃんに食事をあげたりすることで、お母さんの口のなかの菌が赤ちゃんの口に移ってしまって虫歯が発症するとも言われています。「お子様のむし歯はお母様からの感染症です」お子さんの虫歯予防のためにもマメな歯磨きを心がけましょう。女性にとって妊娠、出産は大事業です。
出典:http://www.e-smilenet.com/mama/pregnant/2007/09/post_1.html
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